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合祀とは?合祀墓・永代供養塔との違いをわかりやすく解説【愛知・名古屋】

合祀(ごうし)とは、複数の方のご遺骨を一つのお墓にまとめて埋葬し、一緒に供養することです。骨壺から出したご遺骨を他の方と一緒に土へ還すため、埋葬後に特定の方のお骨だけを取り出すことはできません。

この記事では、合祀の意味・合祀墓と永代供養塔の違い・費用・メリットと注意点を、愛知県で創業明治41年の石材店「有限会社石高石材店」が解説します。

合祀とは何ですか?読み方は?

合祀は「ごうし」と読み、複数の方のご遺骨を一緒に埋葬・供養することを指します。「合葬(がっそう)」もほぼ同じ意味で使われます。

もともと「祀」は神仏や祖先をまつるという意味の字です。神社で複数の祭神を一つの社にまつることも合祀と呼びますが、お墓の分野では「ご遺骨をまとめて埋葬すること」を指します。この記事ではお墓の合祀について解説します。

合祀では、骨壺からご遺骨を取り出し、他の方のご遺骨と同じ場所に埋葬します。個別の区画や骨壺のまま安置する方式とは、この点が根本的に異なります。「仏様を土に還す」という日本の伝統的な埋葬観に沿った供養方法でもあります。

なお、政教分離の原則により、公営墓地では埋葬はできても、寺院等による永代供養を行うことはできません。お骨を埋葬するのみで、供養が続く仕組みではない点に注意が必要です。

合祀墓・合葬墓・永代供養塔は何が違いますか?

呼び方は違っても、「複数の方をまとめて埋葬し、施設側が供養を続けるお墓」という中身はほぼ同じです。

呼び方 意味
合祀墓(ごうしぼ) 合祀のためのお墓。最も一般的な呼び方
合葬墓(がっそうぼ) 合祀墓と同義。公営霊園でよく使われる
永代供養塔 合祀墓のうち、塔の形をした施設。寺院が永代に供養する
供養塔・納骨塔 永代供養塔とほぼ同義

たとえば当店が桶狭間霊園(名古屋市緑区)に設けている合祀塔「和光宝塔」は、管理寺院の長福寺が永代にわたり供養を行う永代供養塔です。名称よりも、「誰が供養を続けるのか」「費用に何が含まれるのか」で比べることが大切です。

合祀と個別の永代供養墓はどちらを選ぶべきですか?

「費用を最優先するなら合祀」「個別にお参りする期間を残したいなら個別安置型」が基本の考え方です。

合祀型と個別安置型の違い

合祀型は、個別のお墓を建てないぶん費用を大きく抑えられます。一方で、埋葬した瞬間から他の方と一緒になるため、「この場所に母が眠っている」という個別の対象はなくなります。

個別安置型は、一定期間(例:10年・20年・30年)は個別のお墓で供養し、期間後に合祀塔へ移る方式です。費用は上がりますが、気持ちの区切りがつくまで個別にお参りできます。

なお、樹木葬(個別型)も「一定期間は個別、期間後に合祀」という点は個別安置型と同じ仕組みです。

どちらが正解ということはありません。お参りする方の気持ちと、かけられる費用のバランスで選んでください。

合祀の費用はいくらですか?

桶狭間霊園の合祀塔「和光宝塔」は、1霊位15万円です(非課税)。

  • 1霊位:15万円
  • 1家系:20万円(墓じまいなどで、1家系のご遺骨が複数ある場合)
  • 墓誌プレート(お名前の刻字):ご希望により5万円

「1家系20万円」は、たとえば墓じまいでご先祖のご遺骨が5霊・6霊と出てきた場合でも、家系単位でまとめて供養できる料金設定です。ご遺骨の数が多い墓じまいでは、1霊位ずつの料金がかかる施設と比べて費用を大きく抑えられます。※価格は2026年8月時点のものです。

なお和光宝塔は宗旨・宗派不問、管理費不要です。檀家になる必要もありません。

合祀のメリットは何ですか?

主なメリットは次の3つです。

  1. 費用を最も抑えられる:個別のお墓を建てる場合の数分の一で供養できます
  2. 管理の負担がない:掃除・管理費・承継の心配がなく、無縁墓になりません
  3. 供養が永代に続く:家族に代わり、寺院が責任をもって供養を続けます

「子どもに負担をかけたくない」「跡継ぎがいない」という現代の悩みに対して、最も割り切った答えが合祀だと言えます。

合祀のデメリット・注意点は何ですか?

最大の注意点は、埋葬後にご遺骨を取り出せないことです。

他の方のご遺骨と一緒に土へ還すため、後から「やはり個別のお墓に移したい」と思っても戻せません。このほか、次の点も契約前に確認してください。

  • 家族・親族の同意:取り消せない選択のため、事後報告はトラブルのもとです
  • お参りの対象:個別の墓標がなくなることに、ご家族が納得しているか
  • お名前の扱い:墓誌などに名前を残せるか(和光宝塔ではプレート5万円で対応)

「合祀には抵抗があるが、将来の管理も不安」という方には、ふだんは一般のお墓として使い、維持が難しくなったらお寺が片付けと永代供養を行う「永代供養付き墓所」という中間の選択肢もあります。期間・人数の定めがなく、永代供養に移る前ならお骨を取り出せる点が合祀との違いです。

費用面でも注意したい点があります。たとえばご存命の4人家族が合祀塔を利用する場合、納骨の時期が一人ずつずれるため、1霊位15万円×4霊=合計60万円がかかります。一方、永代供養付き墓所(桶狭間霊園タイプ①・税込48.3万円)なら、4霊位までお墓に納骨したうえで合祀できるため、結果として費用を抑えられます。

どんな人に合祀が向いていますか?

次のような方には、合祀は合理的で良い選択です。

  • ご夫婦2人だけで、お墓は残さないと決めている方
  • 墓じまいで出てきたご先祖のご遺骨を、まとめて供養したい方
  • 費用を最小限に抑えつつ、供養はきちんと続けたい方
  • 仏様を土に還す供養に共感できる方

逆に、「気持ちの区切りがつくまで個別にお参りしたい」「家族の意見がまとまっていない」という段階では、急いで合祀を選ばないことをおすすめします。

よくある質問

合祀と散骨はどう違いますか?

合祀はお墓(合祀墓・永代供養塔)に埋葬し、施設側が供養を続けます。散骨は海や山にご遺骨をまくもので、手を合わせる場所や供養の主体は残りません。「お参りの場が残るかどうか」が大きな違いです。

合祀した後、供養は誰がしてくれますか?

管理寺院が行います。桶狭間霊園では長福寺(西山浄土宗)の住職が、つどいの丘霊園では天性寺(曹洞宗)の住職が、日々の供養のほか、仏教の経典に基づいた供養を永代に執り行います。

宗派が違っても合祀できますか?

できます。桶狭間霊園及びつどいの丘霊園の合祀塔は宗旨・宗派不問です。檀家になる必要もありません。

合祀塔にお参りはできますか?

できます。合祀塔は霊園内の共同のお参りの場として開かれており、いつでも手を合わせられます。お盆やお彼岸に、合祀塔の前で家族そろってお参りされる方も多くいらっしゃいます。

古いご遺骨や土に還ったご遺骨でも合祀できますか?

ご相談ください。年月の経ったご遺骨や骨壺の状態はさまざまですので、現地・現物を確認したうえで最適な方法をご案内します。当店は墓じまいの現場経験が豊富ですので、状態の判断も含めてお任せいただけます。

墓じまいのご遺骨をそのまま持ち込めますか?

基本、改葬の手続き(改葬許可証)が必要です。当店は墓じまいの工事から合祀塔への納骨まで一括して承れますので、手続きが不安な方はご相談ください。

愛知県・名古屋で合祀・永代供養のご相談は石高石材店へ

有限会社石高石材店は、名古屋市を中心に愛知県全域で、お墓・永代供養・墓じまいのご相談を承る創業明治41年の石材店です。

  • 合祀塔「和光宝塔」1霊位15万円・1家系20万円(桶狭間霊園・名古屋市緑区)
  • 個別安置型の永代供養墓・永代供養付き墓所のほか、樹木葬・納骨堂のご紹介まで中立にご提案
  • 墓じまいから合祀塔への納骨まで一括対応/ご相談・お見積り無料

永代供養の全体像や種類の比較は、こちらの記事をご覧ください。

▶関連記事:『永代供養とは?仕組み・種類・費用・選び方を石材店が解説【愛知・名古屋】』

有限会社石高石材店

  • 本店:愛知県名古屋市南区元鳴尾町452番地
  • フリーダイヤル:0120-850-146(9:00〜17:00・木曜定休)
  • 公式サイト:https://www.isitaka.com/

参考・出典

  • 桶狭間霊園(石高石材店) https://eitaikuyo-reien.com/midori/
  • つどいの丘霊園(石高石材店) https://eitaikuyo-reien.com/obu/
  • 厚生労働省「衛生行政報告例(令和6年度)」 https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/eisei_houkoku/24/

この記事を書いた人

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明治41年(1908年)創業。名古屋市南区元鳴尾町に本店を構える石高石材店です。名古屋市南区・緑区、大府市、知多半島を中心に、墓石の建立や永代供養、お墓の移転・墓じまい、修理・リフォームのご相談を承っています。

ご家族の想いに寄り添うお墓づくりを大切にし、墓石の選び方やお墓のお手入れ、供養に関する情報を分かりやすくお届けします。

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